ダイエットをしている人は注意!ケトン体とは

ダイエットをしている人は注意!ケトン体とは


ダイエットをしている方や、興味があって調べているという方であれば、一度は耳にしたことがあるであろう「ケトン体」。
このケトン体について、どのくらいご存知ですか?

実はこのケトン体はダイエットをする上で注意しなくてはならない存在なのですが、一体どのようなものなのか、ダイエットとどんな関係があるのか等見ていきたいと思います。

ケトン体ってなに?

人間が活動していくためにはエネルギーが必要になりますよね。
そのエネルギーを作り出すために、食事を摂ることでブドウ糖をエネルギーに変えているのですが、このブドウ糖が不足してしまうと、今度は脂肪を燃焼させてエネルギーに変換しようとします。
この過程の中でエネルギーと一緒に作られているのが、「ケトン体」です。

ケトン体は、脳や臓器のエネルギーとして活用することができるものであり、脂肪の燃焼に際してできる燃えカスとイメージするとわかりやすいかと思います。

このケトン体が血中で異常に増えてしまうと、「ケトーシス」と呼ばれる状態になります。
ブドウ糖が足りずに脂肪を分解してケトン体をエネルギーとして活用している状態であり、断食を行ったり、つわりで栄養が摂れない妊婦さんなどにも見られることがあります。

ケトン体ダイエットというものがある?!

このケトン体を作りだして活用するという状態を利用したものが、ケトン体ダイエットです。
前述の通り、ケトン体は脂肪を燃焼させることで作られるもので、エネルギーとして利用できるものです。
つまり、ケトン体が作られる状態を身体に強いることで、脂肪の燃焼を促進させることができると言えます。

まずは、ダイエットを始めてから2週間程度、炭水化物を摂取カロリーの5%程度まで抑えていきます。
1日に1,600カロリー摂っていた方であれば、なんと80カロリー以内に抑えなくてはならず、かなり厳しい制限がかかります。
そして強制的にケトーシスの状態になるようにし、2週間後から少しずつ炭水化物の量を増やしていくという方法です。ただし、増やすとしても摂取カロリーの20%以内にしておくことが大切です。

ケトン体ダイエットでは、糖質を極度に制限することによって強制的にブドウ糖を不足させ、脂肪を燃焼させることで痩せやすくしていくのです。
脂肪燃焼を利用しているダイエットということで、効果が期待しやすそうですが、あまり安全性が高いダイエットではありません。以下でご紹介するような症状がでることがあるためです。

ケトン体のここに注意!

ケトン体ダイエットや、ダイエットを行っている方に注意していただきたいことがあります。

  • ケトン体がエネルギーとして使われない状態になると、高血糖、脱水症状などの危険がある
  • 低炭水化物により、ボーっとしたりイライラしやすくなることがある
  • 身体が酸性になり、吐き気や嘔吐などが見られる場合がある
  • 内臓に負担がかかりやすくなる
  • 体臭や口臭がきつくなってしまうことがある

ケトン体ダイエットを行っていたり、他のダイエットで無理にブドウ糖を制限しているような場合には、このような症状が見られる場合があります。

炭水化物の量を極端に制限していくダイエット方法のため、頭がぼーっとしてしまったり、集中力がもたなくなったりすることがあります。
吐き気、嘔吐、口臭、体臭などにも悩まされることがあるので、無理をして続けることは禁物です。

おわりに

様々なダイエットがありますが、期待できる効果やダイエットの方法、厳しさなどもそれぞれですよね。
ケトン体が作られる過程を利用したケトン体ダイエットはもちろんのこと、他のダイエット方法であっても、ケトン体が多く作られてしまう状態になることはあまり好ましくありません。

正しい方法でダイエットを成功させられれば良いのですが、もし思わぬ症状がでて苦しむことになってしまっては困りますよね。
自分の体調をしっかりとチェックしながら、無理のないダイエットを行うことをおすすめします。

参考サイト

http://mainichi.jp/premier/health/articles/20161114/med/00m/010/005000c
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/161012/lif16101211300001-n1.html
http://getnews.jp/archives/1531294